データ消去・破壊の証明書とコンプライアンス
破壊した媒体1台ごとに記憶装置物理破壊完了証明書(一般に「データ消去証明書」と呼ばれる書類に相当します)を発行します。監査・入札で求められる証跡の整え方をご案内します。
このページの要点
- 2種類写真付き証明書 ¥550/枚・一覧証明書 ¥2,200/枚(税込)
- 記載シリアル番号・破壊方式・作業日時を1台ごとに記録
- 用途監査・入札・取引先への提出資料に
破壊した媒体1台ごとに記憶装置物理破壊完了証明書を発行します。これは一般に「データ消去証明書」と呼ばれる書類に相当し、ISMS・プライバシーマークの内部監査や入札の仕様書要件に提出できる形式です。データ消去を外部業者へ委託する際の証跡としてご利用いただけます。
証明書のほかに、立会いや作業写真といった記録、規格・ガイドラインの考え方の整理もこのセクションでまとめています。どの証跡がどの場面で必要になるかは、以下のページで使い分けをご確認ください。
データ消去証明書(記憶装置物理破壊完了証明書)の記載内容
1台ごとに記載する項目
媒体のシリアル番号(製造番号)、破壊方式、作業日時を1台単位で記載します。まとめ書きではないため、後から特定の媒体の処理状況を追跡できます。くわしくはデータ消去証明書の発行をご覧ください。
2つの発行形式と料金
写真付き証明書は1台につき1枚で ¥550(税込)、一覧形式の証明書は最大20台まで1枚で ¥2,200(税込)です。台数の多い案件では一覧形式、取引先へ提出する場合は写真付き、という使い分けが一般的です。
発行できる証跡の種類を一覧で比べる
当社が用意できる証跡は書面だけではありません。書面(証明書)と、作業そのものを可視化する記録(立会い・作業写真)を組み合わせられます。目的別に整理すると次のとおりです。
| 証跡の種類 | 内容 | 料金(税込) | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 写真付き証明書 | 破壊後の媒体の写真とあわせて、シリアル番号・破壊方式・作業日時を1台ごとに記載 | ¥550/枚(1台につき1枚) | 取引先への提出、1台ずつ状態を確認したい場合 |
| 一覧形式の証明書 | 複数台のシリアル番号・破壊方式・作業日時を1枚にまとめて記載 | ¥2,200/枚(最大20台) | 台数がまとまっている案件の記録をコンパクトに残したい場合 |
| 立会い(破壊作業への同席) | 媒体が投入され破壊される様子を、その場で直接ご確認いただく | 別途お見積り | 社内報告や監査で「確認した」ことを示したい場合 |
| 作業写真・作業動画 | シリアル番号が確認できる形で作業の様子を記録 | 別途お見積り | 立会いが難しい場合、複数拠点をまとめて処理する場合 |
証明書の2種類は上記の確定料金で発行しています。立会い・作業記録は台数・作業場所・記録方法によって内容が変わるため、個別にお見積りします。どの組み合わせが必要かは提出先の要件によって決まりますので、監査・入札の要件がある場合はISMS・Pマーク・マイナンバー対応の証跡を、法人での運用フローは法人・オフィスの機器処分(台数割引と証跡)をご覧ください。
ADEC第三者証明について
第三者機関ADECによる証明制度の概要と、自社作業証明との違いをこちらで解説しています。当社の対応状況は直接お問い合わせください。
産業廃棄物の考え方と当社の買取対応
法人が排出するHDD・PCは産業廃棄物に該当する場合があり、排出事業者に処理責任があります。当社は古物商許可に基づく買取で対応します(産廃収集運搬業許可は有していません)。産業廃棄物の基礎と買取対応をご覧ください。
立会い・作業動画/写真
作業への立会いや、動画・写真での記録にも対応します。詳しくはこちら。
規格・ガイドラインと監査への対応
規格の見取り図(NIST SP 800-88の3分類)
処理の水準をClear・Purge・Destroyに整理した考え方と、媒体別の方式の選び方はデータ消去・HDD破壊の基準にまとめています。当社が受託する物理破壊はDestroy(物理的な破壊)に相当する水準です。一次情報の確認先(総務省・NIST・ADEC等の公式サイト)も同ページに掲載しています。
ISMS・Pマーク・入札での証跡
内部監査や入札の仕様書要件に合わせた記載項目の調整はISMS・Pマーク対応をご覧ください。証明書が必要になる背景として、廃棄した機器からの情報漏えいがどう起きるかを知りたい場合は廃棄したHDDからの情報漏えいはなぜ起きるか、組織としての対策の組み立て方は情報漏えい対策としての記憶媒体の破壊をご覧ください。
証明書についてのよくある質問
証明書は無料ですか?
証明書は写真付きが1枚あたり¥550、一覧形式が1枚あたり¥2,200(いずれも税込)です。詳しくは料金ページをご覧ください。
監査で使える形式ですか?
シリアル番号・方式・作業日時を記載した書式で発行しており、社内監査・取引先提出資料としてご利用いただけます。
英文証明書は出せますか?
対応可能です。ご依頼時にその旨をお知らせください。
一般に言う「データ消去証明書」はどの証明書に当たりますか?
当社が発行する「記憶装置物理破壊完了証明書」が、一般に「データ消去証明書」「データ抹消証明書」と呼ばれる書類に相当します。物理破壊による処理であることを明記した書式で発行します。
マニフェストは発行してもらえますか?
当社は産業廃棄物収集運搬業の許可を有していないため、マニフェストの交付は行っておりません。破壊後の機器・媒体は古物商許可に基づき1点 ¥11(税込・税抜¥10)で買取し、作業費から控除します。制度の基礎は産業廃棄物の基礎と買取対応のページをご覧ください。